ドビュッシー、アラベスク1番を弾いてみた
今、教会旋法について勉強してます。
教会旋法で検索すると「教会旋法ドビュッシー」って出てくるんですよ。それでアラベスク1番の楽譜を出してみました。🎼
昔、高校生の頃初めて弾いたドビュッシー、(曲はアラベスク1番)すごくきれいな響きなんだけど調判定がわかりづらいって思ったんです…😅
ピアノピースー197 2つのアラベスク/ドビュッシー (全音ピアノピース)
- 作者: クロード・ドビュッシー
- 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
- 発売日: 1998/12/10
- メディア: 楽譜
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調は♯4つなのでホ長調、なのに出だしは主和音のミソ♯シではなくサブドミナントのド♯ミラで始まる…これは下属調のイ長調の主和音になります😌
ロマン派から近代音楽へと移り変わる時期、調性感が曖昧になって、長音階、短音階以外の自由な和声方で作曲される傾向がありました。
それが、調判定を難しく感じた原因だったんですね…💦
ドビュッシーは他にも長音階、短音階ができる前からある「教会旋法」というものを使ったりして作曲していて、それが美しい色彩感につながっています。
そういうのをしっかり感じて演奏したいですね🎵