ドリア旋法って何❓
ある日のレッスン中、小2のM君からの突然の質問「ドリア旋法って何❓」
その時レッスンしていたテキストの隅の方を見ると、「この曲はドリア旋法で作られています」という文が…
教会旋法についてはあまり詳しくなかったので、きちんと勉強してみようと思います。
教会旋法には、
イオニア旋法→ドレミファソラシド
ドリア旋法→レミファソラシドレ
フリギア旋法→ミファソラシドレミ
リディア旋法→ファソラシドレミファ
ミクソリディア旋法→ソラシドレミファソ
エオリア旋法→ラシドレファソラ
ロクリア旋法→シドレミファソラシ
の7種類があります。覚え方はそれぞれの頭文字をとって「イドフリミエロ」です。覚えやすいでしょうか…😅
ちなみにイオニア旋法は現在のハ長調、エオリア旋法はイ短調の自然短音階に通じています。
教会旋法は平均律ができるよりずっと昔から使われていたもので、グレゴリア聖歌や中世ヨーロッパの音楽のもとになっています。ドビュッシー、サティ、バルトークなどがこの旋法をあえて使ったことで注目されるようになりました。
これらの旋法をピアノで弾いてみると長調系、短調系に分かれています。
長調系→イオニア旋法、リディア旋法、ミクソリディア旋法
短調系→ドリア旋法、フリギア旋法、エオリア旋法、ロクリア旋法
探せばいろんなところで教会旋法が使われている曲
いっぱいありそうだから調べてみたいです🎵